残念な時帰呼が綴る 残念な感じのON>OFF生活


総閲覧者数: 現在の閲覧者数:

2017/09123456789101112131415161718192021222324252627282930312017/11


上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
こんばんわ(^0_0^)

最近 グダグダ生活中の時帰呼です。

今月号のウルジャン読みましたか!?

いや、読んでないですね、きっとww

やった~!!! DIO様生きてました!!!!

不死身のDIO様が あんなことであっさりとお亡くなりになる訳無いとは思っていましたが。
単なる私の希望的観測ではなかったんですね。

まだ分かりませんが どうも私が以前考えていた通りの展開になってきたみたいです。

とすると、やはりDIO様って 地上最強のスタンド使いなんではないでしょうか?
だって、言ってみれば あらゆるスタンド使いの能力をコピーする能力ってことですよ!!!!!

現在、分かっているだけでも 恐竜化する能力、他の生き物を恐竜化する能力、パラレルワールドへ移動し 致命傷を負っても多次元に存在する自分自身と精神を入れ替える(?)能力 つまり不死身、 そしてそして、出ました!!!! 時間を止める能力『THE WORLD』 ウリィィィィィィィィィィッ!!!!!!!

そこにしびれる! あこがれるうぅぅ!!!!


ハァハァハァ… 失礼ww …というわけで 以前うpしたSSを加筆修正して見ました。

よろしければ、以下 続きからどうぞwww



 

 
勝ったと思ったのが 間違いだった。


こんな事で 俺の人生が終わってしまうのか?



アメリカ大陸を横断するレールの上を疾走する汽車の巨大な車輪が視界いっぱいに迫り来る。

 
その銀色に光る滑らかな金属の表面を ディオは 見つめながら思った。


ついてない人生だったなんて 愚にもつかない回顧をするつもりはない、どんな環境だろうが それを踏み台にして此処まで来たのだから

今まで出会ってきた あの くそったれなゲスどもに感謝しても良いぐらいだ。



「俺は 全てを手に入れ、王の中の王になる」

血反吐を吐き 泥にまみれ 天の星を睨み 誓った言葉。


何度も 何度も つかの間の栄光を勝ち取りはしたが 俺が手に入れたいと渇望したのは こんな下らないモノではないはずだ!


    
だから 俺は どんなに汚い手を使ってでも 勝ち続けて来た。

一度として 負ける事など 考えたことも無く…


そして 俺の周りには いつでも俺の勝利を称賛する愚か者どもの醜い笑顔が取り囲んでいた。



走馬灯のように 脳裏を駆け廻ろうとする過去の幻影に このまま捉われてしまえば それは一瞬で終わるのだろう。


至極 簡単な事だ


このまま、運命の流れに身を任せてしまえば

全ては…  お ・ わ ・ る




迫り来る銀輪。

まるでフランス貴族の無数の首を刎ねたギロチンのように 其れは剥きだしの殺意を纏ってDIOに迫ってくる。
逃れる術など有ろう筈も無い。 いや、そんなことを考えている間も無いだろう… 凡百なる人間どもにとっては…

諦めるか、意識を失うか、脳内麻薬が見せる走馬燈のような束の間の夢に溺れるか…

選択の余地は 限られ、それ以上に残された時間は僅かだった。


『死だと!!?』

受け入れる事など出来はしない。 まだ、何も手に入れていない。 何者にもなっていない。

何よりも、DIO自身と母親の人生を翻弄し愚弄した この世に生きる価値も無い愚民どもへの復讐を遂げていないのだ。

なにも、人間を皆殺しにしようという訳ではない。 そんな事をしても何の意味も無いのはDIO自身が一番良く分かっている。

DIOとその母親を踏みつけにした者ども総てを 自分の前にひれ伏させ、その頭を踏みつけ 泥を舐め喰らわせねばならぬからだ。


『死ぬものか!!!』


…と、その時 迫り来る銀輪が DIOの文字道り 眼と鼻の先でピタリと急停止した。

初めは 幻かと思った。 死に臨んだ人間が ほんの一瞬の間に見る幻かと…

だが、それは紛れもない現実、停止したかのように見えた大統領専用列車の重々しい銀輪は 良く見るとじりじりと陽の光を反射させながら 確実にDIOへと 依然迫りつつあったのからだ。 だが、それは亀の歩みどころか 蛞蝓の歩み(?)それどころか植物の成長の速度よりも遅いくらいにしか感じられない。


(そう、感じられない…)


そもそも、時間とはなんだ? 時間と言うモノの概念とは?

犬が時間を気にするか? 猫が時間を気にするか? 兎は?(そう言えば、昔 読んだ童話に遅刻を気にする兎が居たっけ…)

それを思い出して DIOは苦笑いした。

余談だったな…。


確かに 時間の流れは在るのだろう。 だが時間という概念は? 其れはそれを感ずる人間がいるからだ。

ならば、人間は時間に隷属するものではない。 時間を捩じ伏せ 思いのままに従える出来るはずだ。



免れぬ事の出来ない死を運ぶ銀輪を前にして DIOはゆっくりと思考を巡らせると、そのまま軌道の上に身を横たえ 銀輪を見つめ続け…


『理解した』


そう、時間のからくりを…。 奴(ヴァレンタイン大統領)の能力のからくりを…。

そして、自分が真に選ばれた人間だという事を… 『理解した!』





『THE WORLD』これは、オレだけの時間だぜ。



恐竜化する事が ディオのスタンド能力の 本質ではない。

それは 表面上に見える ディオの能力の ほんの一片、仮初めの、複製された、しかしオリジナルと寸分違わぬ能力。
 

死に直面した瞬間 ディオの脳内に大量のアドレナリンが分泌され、其れは 心臓を早鐘のように鼓動させ、脳内物質を乗せた血液の激流が体内を駆け廻った。


今 ディオの感知する時間の流れは極限まで引き延ばされ コンマ数秒の間に 幾千万幾億の事象分岐点の可能性を分析し…


この世の 全ての原理を理解した。



ディオの脳へ 何処か 人知を超えた処にある真理の宝物庫からダウンロードされた其れは、ホモサピエンスの脳内の記憶容量を はるかに超越した量であったから その大半は ためらいもなく即座に破棄され、現在の状況を打破するための最善の選択がなされた。



そう ディオの真の能力とは 『全てを理解する事』なのだ。



避けられぬ運命の軌道を疾走する巨大なギロチンと化した銀輪とギラギラと光るレールとの間に

 ディオの肉体は挟み込まれ…



     そして 扉は開かれた




数え切れぬ 可能性の世界 パラレルワールドの扉を ディオは 苦もなく押し開くと その向こうに広がる世界から もう一人の自分自身を

引き寄せ、彼自身に 彼自身の全てを複製し、書き込んだ。



列車の走り去った後には 無残に曳き潰され 切り裂かれたディオの身体が ボロ屑のように転がっていたが、其の哀れな轢死体の中に 最期の瞬間まで ディオの魂は 留まってなどいなかった。



けれど、その事実を理解した者は、この世に誰一人存在しないのだ。

   誰ひとり…


 そう ディエゴ ブランドー 以外には 誰ひとりとして…。




   『THE NEW WORLD』 ………了
 
スポンサーサイト
 コメント
この記事へのコメント
コメントを投稿する
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可する
 
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。