残念な時帰呼が綴る 残念な感じのON>OFF生活


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こんばんわ(^0_0~)

今朝も コタツで健やかに悲惨な目覚めを迎えた時帰呼です。
寝落ちしすぎだろ… ただでさえスランプで書けないと言うのに どうするんだ?って感じです。

遅くなりましたが、拍手をありがとうございます。 本当に励みになります。 


昨年末のメルコンにおいて、大塚さんの青髭を見れなかったのは とっても残念ですが、安部さんの青髭に滾りっぱなしです。

思い余って青髭話を書きだしているのですが、ショタ青髭だってことが時帰呼クオリティww
いや、ショタなのに 髭ってどういうこと!? ← 自分につっ込んでみる(Lochにではない)

ただ、歴史関係の下調べが ずさんなので、もう少し頑張らねばなりません。
そうは言っても 調べた事が 内容に反映されるかと言えば そうでもないのですがね… ただ調べる事によって 自然にお話しが 頭の中に湧き出してくるのですよ。

それにしても、1月23日に出す本の原稿を、今頃書いているとは、我ながら困ったものです、

コピー本だから、なんとかしますがね^^;

以下は、書きかけ原稿より一部抜粋。


 ******


我が祖父は 100年の永きに渡り、打ち続く戦争において、栄えあるフランス民族を率いて戦い抜いた英雄と讃えられた ジャン ド クラン伯爵。 歳老いたりと言えど その猛禽類のような双眸に見詰められた者は皆、背筋に冷たい物が走り身動き出来なくなるほどであり、ましてや、当時の年端もいかぬ 私にとっては 会ったこともない地獄に棲む魔王などよりも よほど恐ろしい存在だった。

祖父は 一線を退き、長年勤めあげた軍を引退した後 所有する領地からの年間3万リーヴルの収入、更にフランス元帥としての2万5千リーヴルの年金、合計約6万リーヴルという凄まじい額を得、フランスでも五本の指に数えられる富豪となっていた。

当然の如く 事あるごとに その凄まじいほどの莫大な財産を狙う者達が祖父に擦り寄り取り入ろうとして来たが、そのような者共に辟易した祖父は 人里離れた廃城を手に入れると 僅かな家臣を伴い引きこもってしまった。

そうした理由で煩わしい世を捨て、実の息子でさえ寄せ付けようとしなかった祖父が、幼くして両親を亡くした孫だとは言え 何故 私を引き取り育てようとしたのかは分からない。 想像するに其れは、永き軍人生活において数え切れぬほど数多の命を奪い続けた信仰深かった祖父なりの たったひとつの罪滅ぼしだったのかも知れぬし もしかしたら 老齢に達した孤独な人間の一抹の寂しさからの気まぐれだったのかも知れなかった。

けれど、祖父は けして私を甘やかして育てたりはしなかった。 毎日のように自ら剣を取ると まだ幼い私に厳しく剣術の稽古をつけ、また 膨大な彼の知識の全てを注ぎこもうとするかのように学問と軍人としての戦術や戦法を叩きこんだ。 それは  人らしい人生を送る事のなく老齢に達し 間も無く消えて無くなる自分自身の複製を この世に残そうとしているかのようであった。



迷路のように入り組んだ狭く長い廊下。 暗闇に揺れる灯明。 歩く度に 幼い私の背後から追って来るかのように コツリコツリと冷たい石壁に反響してくる自分自身の足音。

よく手入れされ 磨き上げられていたとはいえ、当時の私にとっては 城内の至る処に沈殿しているかのようにある暗がりは恐怖の対象でしかなく 常に孤独に打ち震えていた。

それでも、少ないとはいえ 祖父と私の身の回りの世話をする人間がいたはずなのだが、日中でも広い城内に人影を見る事は稀であり、見かけたとしても 堅く口をつぐみ黙々と自分の仕事をこなすのみの大人ばかりで、幼い私の遊び相手は 城壁に囲まれた広い中庭にやって来る小鳥たちと 巨大な書庫にある分厚い本だけだった。


 少女【ピュセル】は 咲き乱れる薔薇の庭園の中に まるで花の妖精のように佇んでいた。


噎せ返るほどの花の香り。 暖かな午後の日差し。 少女の口ずさむ初めて聞くメロディー。


その少女の名は テレーゼ フォン ルードウィンと言った。


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