残念な時帰呼が綴る 残念な感じのON>OFF生活


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おはようございます(^0_0^)

昨日の記事に 拍手を頂き ありがとうございます。 手抜きで申し訳ありませんが 本日も昨日の続き【放たれた矢の行方は】完結編です。 本当は【檻の中】というタイトルだったのですが 一連のオリオン主演SSタイトルを 統一しようと思いまして…。 正式には 今回のSSは【放たれた矢の行方は / 檻の中】ですww めんどくさくてすみません。

本日アップするのは 私には珍しく(私としては全力で)腐内容となっていますので ご注意くださいませ。
そんな訳で 完結編は 追記に隠してありますので その方面が苦手な方は 読まない方が身のためでござるww

それでも、オッケーな方は 以下へお進み下さいませ。





【放たれた矢の行方は / 檻の中】 ……完結編




スコルピオスは 寝台に腰を下ろし その赤く燃えるような瞳で オリオンを見据える。

「俺が 犯人だと 何故 判ったんだ?」

ククッと スコルピオスが 笑う。 どうやら かなり機嫌が良いらしい。

「ひとつ忠告してやろう・・・ ああいう時には 人の波に紛れ込むものだ。 野次馬どもが 野外劇場に向かっている あの騒動の中 お前だけが流れに逆らい 足早に歩いていたのだ。 一目瞭然というものだ・・・ 次からは 気をつけるのだな」

「次だと!? どういう意味だ 俺を からかっているのか!? さっさと 殺せばいいだろう!!」

スコルピオスの瞳の光が 暗く揺らめいた。

「お前は 自分の命が惜しくはないのか?」

オリオンは腕組みをし ドッカと座り直すと スコルピオスを睨み付けて言った。


「このオリオン様はな! 悪人とはいえ 何人もの人間を殺してやったんだ。 今更 自分の命だけ 惜しむと思っているのか!?」

スコルピオスは 突然 凄まじい力で オリオンの腕を捻り上げた。

「小僧! 死は恐ろしくないだと? お前に 死の何が解る!? 死とは 恐ろしいモノだ! 死ぬという事は 生れ落ち 生きてきた事全て 生き続けていれば 手に入れたはずのモノを 全て失うという事だ!!」

髪を振り乱し ギリギリと締め付けるスコルピオスの指が オリオンの柔らかい腕に食い込み 赤い血が 白い皮膚を伝い滴り落ちた。

「死は 恐ろしくないと言ったな!? では これはどうだ!!?」

スコルピオスの もう一方の手が 擦り切れたキトンの裾を分け入り、オリオンの下腹部に 蛇のようにガシリと食らい付くと 耐えようもない凄まじい痛みがオリオンを襲った。

息が 出来ない・・・

ただ 死にかけた魚のように 口を パクパクと させるだけで

あまりの苦痛に 息が出来ない・・・

なんとか オリオンは そこから逃れようとしたが 手足に力が入らない。 なによりスコルピオスの指が逃れようとする度に キリリと そこを締め付けるのだ。

「私のモノになれ・・・」

「お前の神より与えられし弓の才能を 私の為に使うのだ・・・」


拘束が 不意に緩んだ。 だが 未だそこに残る鈍い痛みで身動きが出来ない。
スコルピオスの腕が 突っ伏していたオリオンの顎に掛けられ 否応なく引き起こし、敷布の端を引き裂くと その布切れでオリオンの視界を塞いだ。

「死は 闇だ・・・ 何も無い闇だ・・・ 己という存在さえ失われ、永遠に続く 暗い暗い井戸の其処へ堕ちて逝くだけ・・・」

首筋に歯を立てる。

「真っ黒な死の淵へ ただ真っ直ぐに、深く 深く 堕ちて逝く・・・」

首筋を ツッ!と 生暖かい舌が這い降りてゆく。

「人は いずれ死ぬ運命」


脇腹には 幾度も 幾度も くちづけが・・・

「生を 甘受せよ・・・」

さらに這い降りた 熱い熱いスコルピオスの舌が 其処に差し込まれ うごめき痺れるような感覚が 背筋を駆け昇る。 ヒクンッ!と オリオンは仰け反り 声無き声を上げた。

逞しい両の腕が 背後から抱き締め スコルピオスの鼓動が 強く強くオリオンの背を打つ。

不意に 身体が離れたかと思うと グイッ!と 熱いモノがオリオンに押し付けられた。 其れは 少しばかり埋まりはしたが それ以上の侵入を拒み 押し戻そうと抗う。

 カチカチと 歯の音がする

オリオンは 身体を固くし ただ震えていた。

自由を奪われ 視覚を奪われた闇の中 身体中を愛撫される。


スコルピオスの体温を感じた

スコルピオスの吐息を感じた

いつしか それは奴隷時代に受けた オリオンの人としての尊厳を踏みにじる荒々しいモノではなく、優しく 暖かな抱擁へと変わっていた。

「恐れるな・・・」

スコルピオスは 傍らの灯明に手をのばすと ヌルリとした獣油を手の平に取り 力無く倒れ臥すオリオンの背に ハタハタと垂らした。

生暖かい油にまみれた手の感触が背中を、内腿を撫でる。

「力を 抜け・・・」

 耳元で 囁く声

再び スコルピオスが進入を試みる。



クゥッと 押し付けられると 先程より抵抗無く埋まりこむ。

さらに 力が加えられると、ほんの僅か押し戻されるが それも一瞬の事

スコルピオスは オリオンを刺し貫いた。


突き上げられる度に 臓腑をえぐる様な違和感が・・・

下腹は苦しく 背筋には 雷にも似た痺れが走り 歯を食いしばり耐える。 それでも 漏れてしまう悲鳴!


熱い 熱い 何かが 体内で生まれようとしていた。

けして 負けない、屈しない、力ずくで組み臥されても抗い 自分を見失わずに来たオリオンが、


今初めて



      歓喜の声を 上げていた・・・







     触れ合う肌が 暖かく 心地よい



      誰にも 感じなかった 感触



 強く 強く もっと強く 抱きしめられ 包まれたい



       もっと ひとつに なりたい



オリオンは この時 初めて 他人を受け入れた







熱い 何かが沸き起こり オリオンは達しようとした



     クウウッと 収縮するのを感じ



スコルピオスが オリオンの其れを ギリッと握り締めた



  「まだだ! 私と共に 逝くのだ オリオン!」




      さらに 強く腰を打ち付けられ



  其処が 痛いほどに、苦しいほどに張り詰める




  「もう もう! 嗚呼ぁ アっ! 助けェ ぁあ!」


そう叫ぶと同時に 深くスコルピオスが打ち込まれ

 焼けるように熱いモノを 下腹に感じ


其れと同時に  



     オリオンは 解放され



        全てを 吐き出した











「なあ スコピー・・・」



 「なんだ・・・?」







  「なんで 俺なんだ?」







「答えなければ いかんのか?」



      「・・・いや ・・・良い・・・」 







けだるく 寝台の上に横たわり オリオンは思った。


 こいつに 着いてゆくのも 面白いのかもナ・・・と。







【放たれた矢の行方は / その2】  ……… 了 





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