残念な時帰呼が綴る 残念な感じのON>OFF生活


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なにも音がしない夜に

ひとりきり

あの夜 買った 黒ビールのリップを引き 口をつける。

苦く ほんの少しキャラメルっぽい味が 喉を伝い落ち 染み渡る。


ビールの味は ほんの少しわかってきたと言っていた

けれど、黒ビールは 難易度が 高いかなって呟く

いいもーん、餃子とビールなら 美味しさがわかってきたから



彼女の声が聞こえない


言葉を紡ぐしか 私には出来ない
いなくなってしまった彼女の言葉は たしかにあったけれど、 あの時から 聞こえなくなってしまった。

夜中に 何度も何度も 目が覚める

えぇ!? 眠れないの間違いじゃなく!!?


うん、そうなんだ。 眠ってしまう。

あんなことがあったというのに、眠くてしかたがない

けれど、夜中に 何度も何度も何度も

はっとして目が覚める


あの夜 二度、目が覚めた。


一度目は この世界は まだ なんとかカタチを遺していた。

けれど、二度目は、






後悔だとか懺悔だとか悔しさだとか虚しさだとか

そんなグにもつかないクダラナイモノならば いくらでもある


カケガエのない この世で一番大切なモノが 壊れて消えた


もう二度と逢えないって、嫌というほど思い知らされた。


白く小さくなってしまった彼女は



なにも 話しかけてくれない。




なにかをしても なにも元通りになんてならないけれど なにかをしなくちゃって思うのです

それが、彼女のことを知っていた多くのひとの納得のいくカタチではないとしても、私に出来ることしか 出来ないのです。


ちょっと我が儘を言わせてもらえれば、私の気持ちは 他の誰にもわかってはもらえないよ……ってね

手を延ばせば 彼女の温もりを感じられたのに、今はもう 世界中の何処をさがしても彼女はいない。



胸が苦しくて、やるせなくて、どうしようもないのです。



彼女を救うことはできたはずだ

彼女を もう少し もう少し もう少し

ほんの もう少し



どうすればヨカッタノダロウ

可能性の選択肢は 過ぎてしまえば いくらでもある見つけられる。

けれど、辿ってきた道は 唯 一本きりなんだ。





彼女の温もりが 遺っている

両腕の中に遺っている



ごめんなさい


ごめんね



そんな言葉を交わしたくはなかった。



いつもいつも、ふたりで口にしていた言葉

ありがとうって言いたいんだ。



好きとか 愛してるとか そんな言葉では 言い表せないんだよね。 今の 私の気持ちは

ありがとうってのが 一番近い気がする。

うん、そうそう! それそれ!

ありがとう。

うん、ありがとう。




ありがとう。



これから先も 何百回も 何千回も 何万回も 何億回も

ありがとうって 彼女と俺とふたりで 送り愛たかった。


ありがとうって。





生きていてほしかった




愛してる

ありがとう

愛してくれて ありがとう

愛させてくれて ありがとう




ありがとうってのは 奇跡に対する感謝の言葉なんだな。



ほんとうに ありがとう。





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